今私たちが知っている物質の

究極の基本構造は、

   光子

   レプトン

   クオーク

です。

光子 は、私たちが光または電磁波という言葉で知っているもので、人間の目で色として見ることの出来る光は限られたエネルギーの光子です。光子には重さがなく、電磁気の動きがそのエネルギーの実体です。

レプトン はミュー粒子、電子、ニュートリノの組み合わせで、併せて3種類あります。いずれも極めて軽い粒子で、その内部にはそれ以上の細かい構造は無いと考えられています。

クオークは重い粒子で、u,c,t,d,s,b の6種類があります。

u+u+d のクオークの組み合わせで、

   陽子(プロトン)が出来ます。

     陽子は記号で p と書きます。

u+d+d クオークの組み合わせで、

   中性子(ニュートロン)が出来ます。

     中性子は記号で n と書きます。

陽子や中性子の中で、クオークはグルオンという光子で結合されています。

陽子と中性子の組み合わせで多くの原子核が作られます。

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