シーベルトについて

時々新聞の記事に、マイクロシーベルトとか、ミリシーベルトとか報道されますが、なんのことだかよく分かりませんね。日常馴染みがない言葉だから、仕方がありません。

シーベルトとは、人体に照射されたときの放射線の量を表す実効的な単位です。

1シーベルトとは、それを浴びると明らかに放射線障害の症状が現れる、とても大きな放射線の量の程度だと覚えておきましょう。

そして、ミリシーベルトは、その1/1000の放射線の量です。私たちが1年間を通して自然に浴びる放射線の量は、1ミリシーベルトのオーダーです。

マイクロシーベルトというのは、1シーベルトの百万分の一で、とても小さな放射線の量です。私たちが1日に自然に浴びる放射線の量は、1マイクロシーベルトの程度です。

放射線の強さは、毎時何マイクロシーベルトとか毎時何ミリシーベルトというように表します。例えば、毎時10ミリシーベルトの放射線がある場所に30分間いたとすると、浴びた放射線の量は5ミリシーベルトですよね。


ベクレルっていうのも時々聞くよ