このチャーミングな女性は、放射能の発見でノーベル賞を受賞したピエール・キュリーとマリー・キュリーの娘、イレーヌ・キュリーです。

彼女も後にノーベル賞を受賞したのですが、若き日にはこのようにレントゲン車(X線透視撮影装置を搭載した車)に乗って実地に活躍しました。放射線を医療に利用することの大切さを当時の科学者たちはすでに良く理解していたことの良い例です。(ノエル・ロリオ著 「イレーヌ・ジョリオ=キュリー」共同出版社より)