研究成果名 |
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研究成果の概要 |
ヨウ素の超原子価化合物およびアンチモンーヨウ素超原子価結合を持つ化合物の結合について、ヨウ素-127メスバウアー分光法を用いて研究した。その結果、超原子価結合の普遍性が明らかになった。また種々の化合物において、ヨウ素原子上の電荷とアンチモン-ヨウ素原子の結合距離に密接な関係があることを実証することができた。 |
研究成果の国民生活・経済への寄与の内容 |
本件研究で得られた超原子価化合物の結合性に関する知見は、有機合成化学の物質設計および反応設計の指針となりえる基礎的データであり、合成化学へ寄与すると評価される。 |
成果に関する国際的な評価 |
ヨウ素-127のメスバウアースペクトルの測定を活発に行っているのは、世界中でも本研究グループだけであり、貴重なデータを提供している。 |
その他 |
原研施設利用共同研究のなかの一課題。 (研究代表者:竹田満洲夫 東邦大学) |