研究成果名 |
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研究成果の概要 |
中性子過剰核分裂生成物の合成には238Uをターゲットとした陽子誘起核分裂反応を利用した。生成物をJAERI-ISOLを用いて迅速にオンライン同位体分離を行い同定に成功した。 これまで不明であった半減期を決定し、理論的予測値と比較したところ、日本で開発された大局的β崩壊理論で極めてよく説明できることがわかった。 |
研究成果の国民生活・経済への寄与の内容 |
貢献:基礎核化学分野ではこれまで多くは外国で行われた研究成果を引用し利用することが多かったがあったが、20年近く時間をかけて自主開発したガスジェット方式を活用して、一連の成果を得た。日本も今後この分野で持続的に世界に貢献出来ることを国内外に知らせることができた。 |
成果に関する国際的な評価 |
(a)1999年;新核種16Tb,168Tb 発表雑誌:M. Asai et al.,Phys.Rev. C59, 3060-3065(1999) (b)1998年;新核種161Sm, 165Gd 発表雑誌:S.Ichikawa et al., Phys.Rev. C57, 1329-1332(1998) (c)1996年;新核種166Tb 発表雑誌:M. Asai et al.,J.Phy.Soc.Japan,65,1135-1138(1996) |
その他 |
大学・原研プロジェクト共同研究 バックエンド化学プロジェクト (研究グループ代表:河出清 名古屋大学大学院工学系研究科) |