カリキュラム

 本専攻では、多くの講義が用意されており、また、豊富な演習、充実した実験・実習が経験できます。午前は講義中心、午後は演習や実験・実習が中心です。講義や演習、実験・実習は、茨城県東海村の原子力専攻講義室と、日本原子力研究開発機構演習室で行われます。
 また、学生の目的に応じた履修モデルが提示されています。原子炉主任技術者取得を狙う学生には「原子炉専門技術者モデル」が、核燃料取扱主任者取得を狙う学生には「核燃料専門技術者モデル」が、行政官など広く原子力全般の素養獲得を狙う学生には「行政技術者モデル」が、それぞれ提示されており、学生個人のニーズに応じて選択科目を履修できます。
 専門職大学院を修了するためには、必修科目をすべて単位取得し、かつ、30単位以上の単位を取得する必要があります。


講義、演習、実験・実習科目

 以下のような講義、演習、実験・実習科目があります。

【講義科目】
原子力基礎科目:放射線安全学、原子核と放射線計測、原子力法規、原子炉物理学、原子力熱流動工学、原子力構造工学、原子力燃料材料学、核燃料サイクル工学
原子力実務基礎科目:原子力プラント工学、原子力安全工学、原子力保全工学、廃棄物管理工学
原子力実務隣接科目:ヒューマンファクター、リスク認知とコミュニケーション、組織管理、原子力特別講義
展開先端科目:原子炉設計、放射線遮蔽、放射線利用、原子力危機管理学

【演習科目】
放射線安全学・放射線計測演習、原子力法規演習、原子炉物理演習、炉心設計演習、伝熱流動・原子力プラント工学演習、原子力保全工学演習、材料力学・原子力構造力学演習、原子力燃料材料・核燃料サイクル工学演習、原子力安全工学・安全解析演習、放射線遮蔽演習、廃棄物工学演習、技術倫理演習、リスクコミュニケーション・メディア対応、原子力総合演習

【実験・実習科目】
原子力実験・実習1、原子力実験・実習2、インターンシップ実習、原子炉実習・原子炉管理実習

 ※実験・実習の内容は以下のようなものです。




時間割(平成24年度の予定)

【夏学期 奇数週】
曜日
1限
9:00-10:30
2限
10:40-12:10
3限
13:00-15:00
4限
15:10-17:10
原子力燃料材料学 ヒューマンファクター 技術倫理演習
放射線安全学 放射線安全学・放射線計測演習
原子炉物理学 原子炉物理演習
原子力熱流動工学/原子炉物理学 原子力実験・実習1
原子力プラント工学 原子力実験・実習1

【夏学期 偶数週】
曜日
1限
9:00-10:30
2限
10:40-12:10
3限
13:00-15:00
4限
15:10-17:10
原子力構造工学 材料力学・原子力構造工学演習
原子力熱流動工学 伝熱流動・原子力プラント工学演習
原子力燃料材料学 原子力燃料材料・核燃料サイクル工学演習
核燃料サイクル工学 原子力実験・実習1
原子核と放射線計測 原子力実験・実習1
 ※夏学期の最初の週(4月4日の週)はオリエンテーションと放射線取り扱い講習に充てる
 ※講義は4月11日の週より開始
 ※月曜日が休日にあたる場合は東京大学大学院規則にしたがって振替え講義を行う

【冬学期 奇数週】
曜日
1限
9:00-10:30
2限
10:40-12:10
3限
13:00-15:00
4限
15:10-17:10
廃棄物管理工学 廃棄物管理工学演習/原子力総合演習
原子力安全工学 原子力特別講義 原子力安全工学・安全解析演習
原子炉設計 炉心設計演習
組織管理 原子力実験・実習2
原子力法規 原子力実験・実習2

【冬学期 偶数週】
曜日
1限
9:00-10:30
2限
10:40-12:10
3限
13:00-15:00
4限
15:10-17:10
放射線遮蔽 原子力法規演習 放射線遮蔽演習/原子力法規演習
原子力保全工学 原子力保全工学演習
リスク認知とコミュニケーション リスクコミュニケーション・メディア対応演習
原子力安全工学 原子力実験・実習2
放射線利用/原子力危機管理学 原子力実験・実習2



多様な履修モデル

 原子炉専門技術者モデル(原子炉主任技術者向き)、核燃料専門技術者モデル(核燃料取り主任者向き)、行政技術者モデル(広く原子力全般の素養)等が用意されており、各自のニーズに応じて選択科目を履修することができます。


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