太陽の光は多量の良質のエネルギーを燦々と地球にもたらします。植物はこの光のエネルギーを得て光合成を行って炭酸ガスを酸素に変え、でんぷんなどの栄養を作り出して成長します。そして餌ともなって動物たちを養います。生き物たちは死ねば土に戻って植物や微生物の滋養となります。植物が作った酸素は呼吸によって生き物の体の中に取り込まれ、体液の中を運ばれて体のあちこちで必要なエネルギーを生み出します。
大自然の中では、温かくなった大洋の海水が蒸気となって空高く立ち上がり、小さくなった質の落ちたエネルギーのかけらを地球の外に捨てて、雨となって戻ってきます。この雨は地球上にあまねく水をもたらして、生き物の体内や地球表面の物質の動きを促します。