原子力専攻(専門職大学院)

東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故は、原子力システムの持つ危険性を顕在化させること となりました。これは、我が国のみならず世界にも大きな影響を与えています。原子力発電は、電力供給のベースロードを担うという大きなメリットを持っていますが、これを安全に利用しなくては何 の意味もありません。原子力エネルギーを利用してきた日本にとって、国内の原子力施設の安全を担保する事はもちろんのこと、国際社会において今後とも原子力施設を安全に利用していくために貢献 することが求められます。

IAEAのSafety Fundamentalsでは、原子力安全の目的を「有害な電離放射線の影響から人と環境を守 る」としています。放射線の危険性や複雑な原子力システムの持つ課題を十分に理解、把握し、その 上で原子力安全を確保する事のできるプロフェッショナルがこれまでにも増して我が国には必要です。

このような人材には、原子力の基礎知識と専門知識を体系的に習得することが必須です。東京大学 大学院工学系研究科の原子力専攻(専門職大学院)は、基礎工学に加えて技術倫理などを含む基礎的 な教養をベースとし、原子力の安全や利用などに関する体系化されたカリキュラムにより、教育を 行っています。原子力分野の人材育成の重要性について認識を共有する日本原子力研究開発機構も、東京大学との連携を通じて本専攻での人材育成を担っています。


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カリキュラム

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